サウナ部

御宿 敷島館の街歩き

敷島館の湯に浸かり、食と館とスタッフさんに癒やされて、
ふらっと出かけてみました。

おっと、敷島館の玄関横にある足湯。

日中は、天然温泉で足を癒やすお客様でいっぱいだそうです。

金刀比羅宮の表参道。左側中央あたり敷島館があります。

参道には、瀟洒なお店が並んでいて、
ちょっと食べては飲んで、見て…
そんなことをしているだけでも半日はすぐに時間が経ってしまいます。

こちらは敷島館の横にある酒蔵「金陵」さん。

約250年前の安永8年(1779)から酒造りを始め、今では数々の限定酒、大吟醸、吟醸酒、純米酒、リキュールなど、約70種のラインナップを世界中に展開されています。
敷地内には、蔵を利用した博物館があり、
お酒づくりの工程はもちろん、酒器の数々、昔の会社資料などを見ることができました。

「店員ノ保険」
店員が24歳になれば、各店各部は店員を被保険人として、生命保険の契約をすること。保険の種類は、500円で50歳に受け取る養老型(貯蓄型)に。
(訳:ファンファン隊員)

「給棒」理事(昭和2年10月)
4,500円
内訳 現金2,500円、阿波共同株式50(時価400円)
(訳:ファンファン隊員)

というようなことや、「店員の徴兵」「店員の妻帯」、「積立金」など、詳しくは読めていませんが、従業員の生活や将来のことを考え、明文化して経営されているんだと思うと、時代は変わっていますが、現代に置き換えていろいろ考えてしまいます。
このコーナーが一番興味深かったです。

さて、この金陵さんですが、実は敷島館のオリジナルも作っておられて、
夕食の時にいただきました。

担当してくださった女性スタッフの方が、
「私はすっきり系が好きなんですが、
 このオリジナルはやや甘めでもとっても飲みやすくて、
 私も大好きなんです!」と教えていただき、
すっきり辛めが好きな私でしたが、思わず「じゃそれを」と笑顔につられていただいてしまいました。
いや〜、なるほど、特に甘さは感じないほどすっきり飲める、そんな美味しさでした。ぐいぐいいっちゃう系ですね、これは。

西野金陵株式会社様ホームページ
https://www.nishino-kinryo.co.jp/

参道商店街にも大きな「金陵」さんの看板。


こちらは敷島館から歩いて10分くらい、金倉川にかかる「鞘橋(さやばし)」。

1700年頃に作られた橋で、水に流されるごとに再建し、いまは明治2年(1869)のものだそうです。それでも150年、生き続けているんですね。通常は閉鎖されていて、年に3回だけ、金刀比羅宮の祭典で使われるそうです。



さて、次の目的地、高松に移動するにあたり、
仲間から
「ずいぶん前、村上春樹さんがエッセイで書いておられたうどん屋さんがあって、
 そこの“いま”を見てきたら?」と言われて訪れたうどん屋さんをご紹介します。

「なかむら」さん(敷島館から車で約15分)。
釜たまうどんは、丼に卵をひとつ割って、そこに茹でたうどんを入れる。お客様は自分でかき混ぜて、特性ダシを「1回転」かけていただくのですが…今まで食べた釜たまで間違いなくNo.1。うまく言えませんが、「美味い」のひとことです。

めったに来れないので、「かけうどん」も食べてしまいました…
https://www.nakamura-udon.com/

琴平から高松へ向かう途中。瀬戸大橋が見えます。



日本には、まだまだ知らない場所ばかり。
有名な景勝、観光地から旅を探すのもよいですが、
そういう場所を厳選して営みをしている「共立リゾート」から、
旅の目的を探してみるのも良いかもしれません。

あ、そうそう。
いま、FAN×FUN総選挙というオンラインの投票イベントをやっているそうです。
敷島館に「行ってみたい!」と思った方、
一票をお願いいたします。

https://www.hotespa.net/election/

『御宿 敷島館』
https://www.hotespa.net/hotels/shikishimakan/

著者名:

DOMINISTYLEの活動を楽しんでいただくために、様々な活動を行っています。サウナビギナーで、最近、ウィスキングに興味津々。