風呂

サウナの「サ窓」から
〜香川 前編〜
御宿 敷島館

こんにちは。
ファンファン隊員です。
久しぶりにサ窓を求めて、
今回は四国の香川に行ってまいりました。

香川といえば…うどんは、あまりに有名。
ネット検索すれば、上位には「うどん」の文字が並びます。
だけどそれだけではなく、
「観光スポット」「歴史」「伝統」「瀬戸内海の島々」など、
気になるキーワードもずらっと入っていて、
行ってみたいところがたくさん出てきます。

目的地が先か、
お宿が先か。

今回の「サウナの“サ窓”から」、
前編は「こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮の表参道に佇む「御宿 敷島館」、
後編は、敷島館から車で約40分、高松市内にある「さぬきの湯 ドーミーイン高松」をご紹介いたします。

↓  拡大

ざっと位置関係はこんな感じです。
岡山からJR、車で瀬戸大橋を渡り、
南に行けば琴平、東へ行けば高松です。
高松空港からは、高松、琴平、それぞれにバスが発着しています。

今日は、「御宿 敷島館」。
JR琴平駅から徒歩約8分
琴平駅は、高松空港からは直通バス(約50分)や、
岡山駅からJRで約1時間というアクセスも便利です。

実はここ、かつて坂本龍馬も宿泊したと言われる「芳橘楼(ほうきつろう)」という、築約140年の旅籠がありました。国の登録有形文化財にも指定されていた建物で、今回、敷島館に生まれ変わるにあたり、その建材を改めて使っておられるそうです。

中央を凸型に、両端を凹型の曲線状にした唐破風と呼ばれる正面玄関の屋根や…

当時の記憶が刻まれているんでしょうね…。


ではさっそく、大浴場をご紹介します。
こんなレイアウトです。

「雲水の湯」
源泉:智光院温泉
泉質:低張性弱アルカリ性冷鉱泉

内湯、寝湯、壺風呂、半露天風呂、打たせ湯、発汗処(サウナ)、水風呂…

共立リゾートならではの「このお風呂の中で住みたい感」(勝手に感じてるだけですけど)に溢れています。

では、男性大浴場から。

発汗処(サウナ)。

珍しく1段、そして入り口以外に窓はありません。
う〜ん、シンプルだな〜と思いつつ、入ります。

(初日は)3回入りましたが、
このサウナ、私的に3つの楽しみポジションを発見しました。

↑ 1つめは、入り口入って奥。
座ると正面に入り口があり、その景色をなんとなく見つめる。
サウナ空間が広いので、かなりリラックスできます。

↑ 2つめ。
角です(真上から撮影)。このサウナの座面は、手で測ったところ奥行き約60cmで、
そのままでもあぐらをかくことができます。
で、この角の部分にすっぽり収まるようにあぐらをかくと、
収納された感が快適。しかも、
ほかのお客様がいなければ、
壁を背にして足を座面の上で伸ばせるなど、
ポジションフリーです。

↑ そして3つめ。
正面に、“何もない壁”を見つめるポジション。

これですね、ひたすら板目を見ていると、
没頭の領域に入りました。
動かないものを見続ける境地、初めての感覚。
サウナ室が広いからならではかもしれません。
入るたびに、ここまで違う感覚を楽しめるのは、
意外どころか大発見。
おそるべし共立リゾートです。
(サウナでこんなことを考えてる時点で、
 没頭というより雑念の塊なのかもしれません…)

で、妄想もそこそこに…

スカッと爽快系のシャンプーバー。

ほんとにずっとここに居ていたい…

次に、
女性大浴場のサウナ室。

コンパクトですが2段構造で、サ窓も備えています。


座るポジションにもよりますが、
サ窓から見えるのは、隣にある水風呂の壁。

水風呂の人の動きがなんとなく雰囲気でわかるので、
水風呂に入るタイミングの調整ができそうです。

そして浴室内へ…。

男女ともに、1Fにあるので、開放感がある露天風呂とは異なりますが、
そこかしこに差し込む陽の光や、
湯面、水面にゆらぐ反射光があり、
それを眺めているだけで、
ついつい時間が経つのを忘れてしまいました。

金刀比羅宮の表参道に位置するからこそ、
サウナだけではなく、湯に浸かり、湯面を眺めているだけで、いつも以上に心も整える、そんな湯宿なのかもしれません。

お次は貸切風呂。
竹、檜(ひのき)、岩そして陶の4種です。


いかがですか?「御宿 敷島館」。
さまざまな共立リゾートを経験されている支配人の方が、
「敷島宿の貸切風呂は、共立リゾートの中でももっとも広い部類。
 ご家族でゆったり愉しんでください!」と
教えてくださいました。
私としては、お風呂の種類にちなんだ脱衣所の雰囲気も大好きです。

ちなみにこちらは、ファンファン大好きポイント。

浴衣処は、やっぱり華やかで美しいですね。いろんな男女が選んでおられる姿は、それだけで癒やされます。
男性大浴場のパウダールームにあった花入れ。素朴な焼き物でしたが、六角形が美しく、思わず撮影してしまいました。


さて、こんな敷島館、
支配人の方のコメントもそうですが、
どの共立リゾートにもある人の温もり、
私の心に刺さったのはこれです。
フロントの横にある、「情報コーナー」。

目立っているわけじゃないのですが、
20種類を超える資料の中には、
オール手作りや、ひと手間を加えた資料が混じっていて、
何の気なしに見はじめましたが、
いちいちスタッフさんのコメントを読んでしまったほど。
「お客様と地元への愛」が溢れた資料コーナーです。
うどん一覧、ぜんぶ制覇したくなりました。
何より絵も素敵!!!


直接話さなくても伝わってくる宿の魅力、
それを見つけていくのも宿の楽しみなんだと思います。

『御宿 敷島館』
https://www.hotespa.net/hotels/shikishimakan/



さて、次回は後編。
敷島館から車で約40分にある「さぬきの湯 ドーミーイン高松」のお風呂をご紹介します。

今回、お宿ありきで琴平に参りましたが、
いざ来てみると…
時間が足りないくらい行きたいところばかり。
情報に溢れた日常だからこそ、
自分の先入観に頼らず、
お宿を決めてから街を徹底的に調べる旅の面白さにハマりました…。

DOMINISTYLEで、
今回のメールマガジンでお伝えしきれなかった、
琴平の街を少しご紹介していますので、
合わせてご覧ください。
「御宿 敷島館の街歩き」
https://blog.doministyle.net/?p=24114


<お知らせ>
ただいま共立リゾート、ドーミーインという
共立ホテルズの一大イベント開催中!
『FAN×FUN総選挙』、
ぜひあなたの「行ってみたい宿、ホテル」にご投票ください!
(スタッフ顔出しで、「うちに来て!」というお薦めコメント掲載しています!)

https://www.hotespa.net/election/



著者名:

DOMINISTYLEの活動を楽しんでいただくために、様々な活動を行っています。サウナビギナーで、最近、ウィスキングに興味津々。