サウナ部

大工さんチームの、
ささいなこだわり
〜霧島編〜

畳、石、白木、そして欄間…

「サウナの“サ窓”から。#3 ラビスタ霧島ヒルズ」のお風呂には、
霧島ならではの、ささいなこだわりがありました。

デザインしたのは、
ドーミーインのお風呂を作り続けている通称「大工さんチーム」のカワさん。

霧島って、
天孫降臨の神話の舞台とも言われる場所で、
神々が天から覗き込んだときに、
霧の中に見えた島があり、
それが霧島の名前の由来だというお話があるそうなんです。

共立リゾートのコンセプトである「屋号に想いあり」の通り、
その神々しさというか、
天とのつながりを想像しながら、
湯に浸かっていただきたいな…
そんな想いで、デザインしました。

脱衣所からお風呂に入るときに、
身体だけではなく、気持ちも清まればと想い、
神社の参道をイメージしたり、
内湯の手前には、霧島と雲を彫り込んだオリジナルの欄間など。

そして内湯に浸かりながら見上げると、夜空。神話の世界に思いを馳せつつ…。

とにかく、せっかく霧島まで来ていただくなら、
その土地々々を知る何かのきっかけになればと願っています。アピールするっていうよりも、
気づいた方に、ちょっと楽しくなっていただけたら嬉しいです。

シルキー湯と水風呂の湯口は、霧島の山をイメージ。

そんなお話を聞くと、こんな朝の一瞬の光も、
何か神々しく感じてしまいます。

そういえば、ラビスタ霧島ヒルズに取材に伺ったとき、
こちらにも足を伸ばして来ました。

ラビスタ霧島ヒルズから車で約25分。駐車場から歩いて10分くらい。
以前、霧島神宮の前に本宮があった「霧島神宮 古宮址(こぐうし)」です。噴火で焼失の後、霧島神宮は現在の場所に建てられたそうです。

日本には、まだまだ知らないところばかりです。


著者名:

DOMINISTYLEの活動を楽しんでいただくために、様々な活動を行っています。サウナビギナーで、最近、ウィスキングに興味津々。