他にもいろいろ

お客様を守るという信念

こんにちは!
学生時代は救急医学を専攻し、ドーミーインの救命講習を担当しております。
中肉中背ですが大(ダイ)いんこがお送りします。

さて本日は少し固めのお話です。



もちろん無いことが一番ですが、
自然災害を含めて、
予測のできない万が一を常に考えておくことが私たちの使命です。

お客様が笑顔で、
「自分の意志でチェックアウトできること」を目指して。
…自分の意思で? どういうこと??

チェックインとチェックアウトがセットなのは当たり前です。
しかし、年間約500万人のお客さまにご利用いただく中、
ご滞在中に、体調を崩して救急搬送になってしまうケースもゼロではありません。
そんな万が一のために、初期の対応をいかに正しく、迅速に行うか。

応急手当の最大の目的である「苦痛の軽減・悪化防止」を目指して、スタッフは応急手当のトレーニングをしています。

新卒・中途社員研修では必ず救命講習を行い、AEDと人形のトレーニングセットが年2回のペースで事業所を回っています。

AEDについては全事業所で同じ型式を使用し、ロビーと大浴場前に設置することでヘルプに来た社員も迷わず対応できるよう統一しています。

搬送・体位管理・胸骨圧迫にAEDと限られた時間の講習の中で学ぶことはたくさん!
でも時間が全然足りない・・・
その時のために!
ドーミーインにはさまざまなツールがあります。

まずは基礎の基礎!のマニュアル。

『DOMINISTA BASIC SPEED MASTER』!

毎年毎年、細かいブラッシュアップを繰り返して磨き続けている、
“進化するマニュアル”です。
講習で伝えられなかったことやQ&Aなど、
困った時にいつでも見ることができるもので、
私達DOMINISTAの鞄の中にあるものは、
真っ黒になるくらいの書き込みや付箋が付きまくった、
完全な自分仕様になっています。

そしてもうひとつご紹介。
それは、過去の教訓をかるたにした秘伝?のツール、『DOMINISTA かるたノート』です。
「いろは」から始まる全47個のメッセージが解説付きで掲載されていて、
こちらも見るたびに発見がある、まさにDOMINISTAのために必携アイテム。

本日はその中から応急手当てにかかわらず、
基本と復習の重要性について再確認するきっかけになった言葉をご紹介します。

—————————「ゐ」一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一—————————

これ、もともと茶道のコトバなのですが、
「応急救護」について時間をかけ、細かく学んだ経験のある社員はほとんどいません。
それでも1秒でも早く、1つでも多くのことをお客様のためにできるように。
技術の向上を目指し日々精進しております。

今日もまた、笑顔で「行ってらっしゃいませ」と、お見送りできるように…。

著者名:

全国の共立ホテルチェーンにいる、自分の店舗が大好き!で地元愛に溢れるスタッフ。そして社外から共立ホテルズを応援してくださるFANの方々。そんなDOMINISTAが特派員として活動中〜。