サウナ部

ドーミーインのサウナ石は
フィンランド産。

 ドーミーインの中にフィンランドがあります。

 勘のいい人、サウナーの方は、もうおわかりですね。そうです、フィンランド発祥と言われるサウナ…。
 でも、それだけじゃありません。サウナに欠かせない「これ」もフィンランド産なんです。

<「これ」の写真です。>

 これが何か? どこにあるものなのか? わかりますか?
 サウナの中、サウナストーブの上にある、香花石(こうかせき)と呼ばれるサウナストーンです。
 サウナストーンは熱を吸収してこもらせ、サウナ室内をあたためる役割があります。電気やガスがなかった太古から、この方法が用いられていました。

<「これ=サウナストーン」は赤い丸印の中にあります。写真はドーミーイン後楽園のサウナ。>

 そのサウナストーン。ドーミーインは、なぜフィンランド産にこだわっているのでしょう?

 その答えを、ドーミーインにサウナを納入・施工している会社、メトスさんに聞いてみました。
「サウナを納入する際。ただ単にサウナストーブを納入するのではなく、どのくらいの広さで、1日に何時間稼働させるのか、利用者数はどのように推移するのか、温度は何度に保たせるのかなどを考慮。実験に実験を重ねて、スペックを決めています。サウナストーンもいろいろと試し、フィンランド産が最も適していると判断したので採用しています。サウナヒーターもフィンランド製ですが、すべてドーミーインさんオリジナルにカスタマイズした仕様になっています」

<メトスさんのSauna Soppiにあるサウナストーブ。ドーミーインのものとは異なります。>

 なるほど~!
 サウナストーンの種類、サイズ、積み方など、あらゆる角度から検討した結果、フィンランド産の香花石が採用されている、というわけなんですね。

 なぜフィンランド産のサウナストーンなのか…。その疑問も〝ととのった〟でしょうか。

 おあとがよろしいようで。

<ドーミーイン屈指の広さを誇るドーミーイン福井のサウナ。>

 メトスさんは東京・昭島のモリパークアウトドアヴィレッジにアンテナショップ〝Metos Sauna Soppi〟を展開。サウナ体験のほか、フィンランド直輸入のオーガニックアイスやコーヒーも楽しめます。

●Metos Sauna Soppi:
東京都昭島市田中町610-4 モリパークヴィレッジ内
TEL.042-545-3788
http://saunasoppi.jp/
※営業時間等はお問い合わせの上ご確認ください。

著者名:

あるときは、部活の用務員。あるときは、さすらいのインタビュアー。またあるときは、文筆業。器用なことが、玉に瑕。甘いもん大好き。ものづくり萌え。あらら、もう書き切れません…。