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THE TOKYO SMOOTHIE②
ふかうら雪人参との出会い

ドーミーインは朝食にこだわっています。
季節の味、その土地ならではの味etc…

ということは、ここに来てくださっている方は
ご存知の方も多いかもしれません。

が、そのこだわり具合といったら
食材原価率をきいたら、そりゃもうびっくり!!
されるのではないでしょうか?
(言えませんけど…笑)

それは…スムージー一杯でも同じです。

全国のドーミーインで、
日々、お客様の笑顔を見るために
レストランを支えているのは
「DOMINISTA Kitchin Labo.」
というチームなのですが

そのチームをバックアップしている
本部の開発部隊もありまして…

スムージーの開発に関わっているとあるシェフは
「すごい人参があるらしい」という情報を聴きつけるや、
忙しい合間を縫って、
青森の深浦町までひとっとび。 ←このシェフ、本当に忙しいはずなんです…

実際に畑の土を踏み、生産者とお会いして、
にんじんの味をその舌で確かめる。
『これは…ほとんどフルーツだ!』

そして、素材の持ち味を活かすため
できる限り余計な添加物はいれたくない。 

最適な素材の組み合わせを何十回となく試作することはもちろん
スムージーの加工工場にも足を運び、
ホテルの現地でお客様がカップに入れるまで
美味しさや鮮度が保てるか?
加工方法や製造工程について細かく検証し
試行錯誤をくりかえす。 

正直、この話をきいたとき、
食べ放題・飲み放題の朝食バイキングの一品のために
ここまでする!?
と、ちょっと衝撃をうけました。
 
こだわらなければ、簡単に、お安く、
“それっぽいもの”ができちゃうご時世。
もちろんコスト制限もあるんです。
でも、安易に妥協しない。
できるところまで、とことんチャレンジする。

そして出来上がったのが、
人参のいいとこだけを集めたような、このスムージー。

生産農家さん、加工会社さん達との協力、
信頼関係もあってこその仕上がり。

ドーミーインの姿勢が
スムージー一杯の中にも、実はぎっしり詰まっているんです。 

著者名:

仕事と子育てと家事に翻弄されつつ日々を楽しく過ごす「かあちゃん」いんこ。息子たちとの行き当たりばったり、ゆるめの“ドーミーイン巡り"がライフワーク(?)です。