日々のできごと

初めてのイベントは…参加台数8台…

『THREEHUNDRED』というブランドで、
現在、ABARTH(アバルト)というイタリア車のカスタムパーツを展開している
デュークス社の代表、ヤマグチアキトさん。

2018年には富士、2019年には筑波サーキットで「無謀な(by ヤマグチさん)」イベントを実施し、なんと350台を超える一大イベントを実現。
そんな勢い溢れるヤマグチさんも、スタートはものすごく静かだったそうです。

「つねにお客様の目線で、自分が欲しい、やりたいということを実現していく」。
それが2013年2月の会社立ち上げ以降、
ブレずに持ち続けている思いです。

もともとはアルファロメオというイタリア車のパーツメーカーに勤めていたヤマグチさんですが、
独立にあたり、まず、お世話になった会社の領域には行かないと決め、
当時、日本でユーザーが増えていたABARTHという同じくイタリアの車に注目。
「コンパクトながらも、自分次第でどんどん面白くなる。これはオモシロイ…」。
しかし、当時はすでにパーツメーカーはたくさんあって、
完全な後発。しかも「自分のスタートは6年は遅れてました」と。

立ち上げ当時は、それまで培ってきた業者様とのネットワークを活かし、
仕入れたものをそのまま売る、そんな状況でした。
だけど、「それではほかのパーツメーカーと同じだし、絶対に勝てない」。
6年という遅れを取り戻すために考えた作戦が、
「ひとがやらないことをやる」。

当時はカーボン素材を使ったパーツは、開発費が高く、
非常にリスクがある。それゆえ、パーツメーカーは二の足を踏んでいました。
それならば、と、
たとえ少しづつでもいいから、
スタイリッシュで、しかも機能性も高いカーボンパーツを
頑張って開発し、お客様にご紹介していこう…。
ヤマグチさん自身が自分の車をカッコ良くしていくのと同じように…。

そしてもうひとつ決めていたことがあります。それは、
「自分からディーラーさんなどに営業に行かない。すべてインターネットで販売する」こと。
その最大の理由は、
「お客様が欲しいと思ってくださる商品を作れば、きっとお客様がTHREEHUNDREDを見つけてくださる。」
そして何より…
「自分はシャイだから、自分から話しかけるなんてムリ…。お声がけいただければもちろんお話ししますけど、とてもとても自分からなんて…」
ということだそうです。
「その代わりに、毎日ブログを書き続けよう。どんなささいなことでも、いつか誰かが見てくださると信じて書き続けよう」。

当初1日に10アクセスくらいだったそうですが、
「それでも見に来てくださる方がいるのが嬉しかったですね。
よくたどり着いたものですね」

そう笑うヤマグチさんですが、
実際に、“ABARTH” “パーツ” で検索しているオーナー様がいるという手応えを、
しっかり感じていました。

少しつづ販売も増え、数カ月後には、
1日に100アクセスくらいになった頃、
知人の一人からこう言われます。

「一度、ツーリングとか、リアルなイベントをやったら?」と。
シャイゆえにインターネットで事業をしているのに、
イベントなんてとんでもない!と思ったそうですが、
むげに断るわけにもいかず、
ブログで、“ツーリングやりますので、一緒に走りませんか?”とお客様に告知。

「本当になんの企画もなく、
ただ、高速道路のサービスエリアで集合して、一緒に箱根を走ってお昼ごはんを食べるだけ。
一人もいなかったらどうしよう…、いや、それなら自分一人で気楽かな…と考えながら、
当日、集合時間6時の10分前に、到着。
そしたら、なんと8台のABARTHがすでに集まっていて、
自分が一番最後だったんです」。

「みなさん、THREEHUNDREDのお客様なんですが、
ヤマグチアキトってどんな奴か見てやろう、そんな方もいらっしゃったと思います。
その8台、いや、8名のオーナー様は、
7年たった今でも、私の大切なお客様であり、
イベントの主要メンバーでいてくださっています」

2020年、波乱の年…
webサイトの立ち上げから7年。
毎日のブログは、通算2000本安打を超えました。
10年以内に成し遂げたいと思っていた、
富士スピードウェイの1日貸し切りイベント、
カリフォルニアで行われる最大のカスタムメーカーの展示会「SEMA SHOW」への出展…
すべて前倒しで実現。
そして最大の夢だったカスタムカーの販売も目前に迫り、これも実現当確…。

そんなヤマグチさん、
イベントは今でも相当ナーバスになり、
「できることなら逃げたい…。でも、大切なお客様が、
自分の車を発表したい、見て欲しい、サーキットで走ってみたい、と思う
そんな気持ちを、いちユーザーとして大切にしていきたいんです。」

前回は共催だった富士スピードウェイのイベント。
ついに今年、貸し切りで行います。
「THREEHUNDRED meeting Fuji Speed Way 2020」。
ヤマグチさんのお客様への感謝祭は、いよいよ明日です。
本来は5月に開催予定でしたが、4ヶ月伸ばしての開催。
今年は密を避けることが最大のテーマ。
中止も考えたというヤマグチさんですが、
以前から考えていた新しいカタチにトライするチャンスとのこと…


『webとリアルの融合』

そこにいる人への最大限のおもてなしはもちろん、
そこにいない人にもつながり、楽しめる。

THREEHUNDREDのお客様の大切なABARTHが、
世界の人へつながっていく…

そして、会場では、
実況アナウンスとwebを駆使した演出…

すべてはお客様と同じ方向を見て、
楽しんでいただくこと。

「共にアソボウ」

ヤマグチさんが最初に手に入れたデモカー。

今までも、そしてこれからも。

ヤマグチさんが考えるサーキットサファリ、
それは、レースカーという猛獣が走るサファリを、
お客様を載せたサファリバスが回遊していくエンターテイメント。
いつどんな猛獣が現れるかもしれない…
そんな思いが込められています。

すでにピットイン!

明日は、自称「シャイ」だというヤマグチさんが、会場を周回しているそうです。
自分からはお声をかけるのが苦手だということなので、
目が合ったら、何でもいいので声をかけてあげてください。
そこには、
満面の笑顔で恥ずかしさを隠すヤマグチさんがいるはずです。

「THREEHUNDRED Meeting in FUJI SPEEDWAY 2020」


ヤマグチさん率いるデュークスのオフィスにある、
チョークボード。
DT3… Duke’s Think Tank Tokyo=ここがすべての発信基地




『DOMINISTYLE BASE in 御殿場』

THREEHUNDRED × Dormy Inn の新しいプロジェクトが始まります。

ヤマグチさんが考え、デザインするDormy innの部屋が1室、
2021年5月に誕生する予定です。





THREEHUNDRED Meetingを翌日に控えた、9/12、
私達は、その屋上にいます。
ここが足湯に…
(曇っていたので、稜線はイメージです…)

著者名:

スタッフみんなの便利屋さんです。DOMINISTYLEの活動を楽しんでいただくために、時にはブログ、たまに部活、あるいは商品開発でお会いいたしましょう。